あなたの銀歯、アマルガムじゃないですか?
アマルガムとは、虫歯治療をしたときに歯に詰める材料のひとつです。
保険診療の材料として政府に認可されており、1970~80年頃に多くの虫歯治療において使用されました。
そのため当時、虫歯治療を受けて銀色の詰めものがある方は、お口の中にアマルガムが入っている可能性があります。
しかし現在では、アマルガムはほとんど使用されません。
アマルガムの最大のリスクは、水銀が含まれた金属だということです。
水銀の他には銀、亜鉛、スズ、銅などが含まれた合金となっています。
そんなものが、常に唾液によって濡れていたらどうなるでしょうか。
また口内ですから、一定の暖かい温度の中に置かれていることで活性化します。
雨ざらしの鉄が錆びやすいのと同じく、次第に劣化・腐食してしまう可能性があるのです。
さらには、毎日の咀嚼や歯磨きによる摩擦熱でアマルガムが蒸気化し、体内に入り込むという報告もあります。
これが果たして安全といえるのかどうか、専門家の間でも意見が分かれています。
スウェーデンやドイツでは、数十年前よりアマルガムは使用禁止の歯科材料とされています。
水銀を体内に吸収してしまう危険性。
お口の中に詰められたアマルガムを除去したことで、「アレルギー症状がなくなった」「劇的に改善した」と実感されている患者さまは確実にいらっしゃいます。
金属アレルギー、アトピー性皮膚炎、湿疹、肌のしみ、肩こり、腰痛、腹痛、偏頭痛、関節痛、冷え性、また不定愁訴といった症状や不快感が、もしかするとアマルガムとずっと体が触れていることによるものかもしれません。
また水銀はさまざまな臓器に蓄積することでダメージを与え、心臓や腎臓、脳にも障害を起こす場合があります。
特に妊産婦の方にとっては要注意で、お腹の中の胎児や、また毎日母乳を与えなければならない乳児は成人よりはるかにその影響を受けやすいとされます。
たとえばイギリスやスウェーデンでは1980年代より、妊婦の歯にアマルガムを詰めないよう指導しています。
思い当たるなら、一度ご相談を。
現在あなたの歯に詰められているものがアマルガムかどうかは、経験のある歯科医であれば、「見れば」わかります。
金属アレルギーや不定愁訴など、思い当たるふしがあれば除去することをおすすめします。
もちろん除去にあたっては、取り外したものを間違って飲み込んだりすることのないよう安全確実に施術いたします。
アマルガムに替えて、ジルコニアやナノセラミックなどのインレー(詰めもの)を使えば、こちらは金属を一切使わない製品ですので、将来にわたってもご安心いただけると思います。
お電話でのお問い合わせ:0120-632-256/06-6882-0631
WEBからのお問い合わせはこちら